四日市の県立総合医療センター 手術支援ロボット導入 患者と医師の負担軽減 三重

【県立総合医療センターが導入する手術支援ロボット(三重県提供)】

鈴木英敬三重県知事は8日の定例記者会見で、県立総合医療センター(四日市市)が手術支援ロボットを導入すると発表した。県内での導入は3例目だが、北勢では初めて。患者と医師の負担軽減が期待される。

導入するのは「ダヴィンチ」と呼ばれる米国製の装置。医師が手術室内でモニターを見ながらハンドルを操作し、4本のアームを動かして手術する。手術の正確さが高まるほか、所要時間も短縮できるという。

11日に導入し、医師らの研修を経て8月ごろには実際に使用する予定。県内では三重大付属病院(津市)と伊勢赤十字病院(伊勢市)が使用し、全国では首都圏を中心に約300台が導入されている。

昨年4月にロボットによる手術の保険適用範囲が拡大されたことを受けて導入を決めた。3年間のリースで1億6千万円。センターの収益で賄った。前立腺や子宮を摘出する手術などでの使用を想定している。

鈴木知事は「医師をはじめとする医療関係者のキャリア形成や勤務環境の改善につながるはず。高度な医療の提供によって、県民の安全と安心が確保される一助となることを期待する」と述べた。