鉄筆で原稿 亀山市歴博がガリ版体験

【ガリ版印刷を体験する参加者ら=亀山市若山町の市歴史博物館で】

【亀山】亀山市若山町の市歴史博物館(小林秀樹館長)で開催中の企画展「掘った刷った出来た!」(6月9日まで)の期間中の五日、「ガリ版体験」が催され、家族連れら4人が参加した。

滋賀県の印刷業者が考案したといわれる「ガリ版印刷」は、昭和30年代から普及したという。参加者らは、ロウ原紙に鉄筆で文字や絵を描いた原稿を謄写版に張り付け、ローラーに版画用油性絵の具を染み込ませ一枚ずつ刷った。

小学6年生の東尾悠希さん(11)=同市田村町=は「原紙を破らないよう鉄筆で字を書くのが難しかった」と話していた。小林館長は「昔の人の苦労を理解することも大切」と見守っていた。