津 流水や朝焼け、自然の表情描く 柳瀬さん日本画展 三重

【日本画作品を紹介する柳瀬さん=津市中央の三重画廊で】

【津】愛知県清須市の画家、柳瀬辰久さん(67)の日本画個展が、三重県津市中央の三重画廊で開かれている。山や海などの自然を描いた大小の作品32点を展示・販売している。5日まで。

柳瀬さんは20歳代で日本画家の加藤正音氏に師事した後、会派に属さず制作を続け愛知県を中心に作品を発表。三重の作家と親交がある縁で本県では初めての個展が実現した。

山、海、岬などさまざまな自然の表情を和紙に岩絵の具で描いている。岩々の間を力強く水が流れる「渓」、金ぱくの下地で朝焼けの空を表現した「朝の海」などのほか、墨で点描した作品もある。

柳瀬さんは「風景から『描いて』と言われたようにはっとすることがある」と話す。現場で風景と対話し時間の動きが感じられる作品にしているといい「三重の方の意見を聞いてみたい」と話していた。