令和婚、カップル続々 津市役所が臨時窓口 婚姻届や出生届「記念に」

【令和初日の結婚を記念して写真撮影するカップル=津市役所で】

【津】新しい「令和」の時代が幕を開けた1日、三重県の津市役所には婚姻届を提出するカップルが相次いだ。市職員が臨時で開設した窓口で届け出を受け取り、手作りのパネルの前で記念撮影。新元号とともに新婚生活をスタートさせる2人を祝福した。

通常、祝日は閉庁し、警備員室で婚姻届などを預かっている。5月1日は改元当日に加え、日柄の良い「大安」も重なっているため、市は婚姻届の提出が多いとみて臨時で1階ロビーだけ開庁。ロビーに記念撮影用のパネルや飾りを用意した。

最初に婚姻届を提出したのは、市内在住の美容師池上和輝さん(24)と会社員亜弥子(23)さん。和輝さんは平成最後の日の4月30日にプロポーズした後、「令和初日に婚姻届を出すなら一番が良い」と思い、1日午前2時から市役所前で1人で開庁を待ったという。

もともと4月10日に婚姻届を出す予定だった2人。和輝さんは「1日は大安で年号も変わり、切りが良い。ずっと記念になる」と喜んだ。妻となった亜弥子さんは「明るく楽しい家庭を築きたい。令和は平成よりももっと笑顔で幸せに暮らせたら」と話した。

この日は、婚姻届のほか出生届を出す人も。市内在住の会社員黒田亨さん(38)は、4月23日に生まれた長男翔慎(しょうま)君の出生届を提出。「仕事の都合でたまたま1日になったが、元号が変わり、日柄も良い。元気に育ってほしい」と願った。

市は4月下旬までに想定を上回る問い合わせがあったため、対応する職員を急きょ20人に増員。午後5時まで開設していた臨時窓口には94組のカップルが訪れた。各総合支所の休日夜間窓口への提出を含めると、婚姻届は116件、出生届は12件あった。