神楽で即位祝う 伊勢神宮でみやびに 三重

【新天皇の即位奉祝行事で公開された舞楽「萬歳楽」=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】三重県伊勢市の伊勢神宮内宮で1日、新天皇の即位奉祝行事があり、天皇即位の大饗(たいきょう)で奏されるめでたい舞楽「萬歳楽(まんざいらく)」など、4曲が披露された。内宮饗膳所前では祝菓子4万個が無料で授与され、大勢の参拝者らが長い列をつくった。

奉祝舞楽は内宮神苑特設舞台で行われる予定だったがあいにくの雨となり、参集殿能舞台で公開された。

舞台をはらい清める「振鉾(えんぶ)」で始まり、昭和28年の第59回神宮式年遷宮を奉祝して作られた神宮独自の歌舞「萬代舞(よろづよまい)」を披露。十二単と呼ばれる装束に山桜の花の天冠を着けた舞女4人が、手に檜扇を持って華やかな舞を見せ、参拝客らを魅了した。

萬歳楽は、古代中国で名君が世を治める時に必ず現れた鳳凰が、「賢王万歳」とさえずった声や姿を舞楽にしたと伝えられていて、舞人4人が赤い襲(かさね)装束に鳳凰をかたどった鳥かぶとをかぶり、みやびな音色に合わせて優雅に舞った。

奉祝舞楽の公開は3日まで。午前11時と午後2時の2回。