車夫4人に焦点 仕事ぶりや表情切り取る 伊勢で金子さん写真展

【人力車の車夫四人の仕事ぶりや表情を切り取った写真と金子さん=伊勢市川端町の尾崎咢堂記念館で】

【伊勢】伊勢市川端町の尾崎咢堂記念館で、同市大湊町のアマチュア写真家、金子政文さん(71)の写真展「神都の俥夫(しゃふ)」が開かれている。5月6日まで。

金子さんは20歳から写真を始めた。中断期間を挟み、55歳から再びカメラを手にして撮影に取り組み、現在は玉城町の「写真クラブたまき」に所属。一つのテーマを掘り下げて撮影し、年に1度個展を開いて独自の世界観を発表している。

今回は伊勢神宮内宮を訪れた時、宇治橋前にいる人力車の車夫たちのさわやかな笑顔に魅力を感じ、密着取材を依頼。平成30年1―12月の1年間、週1―2回のペースで撮影に出掛け、女性1人と男性3人の車夫の仕事ぶりやさまざまな表情を切り取った。

会場には、約1万枚の作品の中から104点を選んで展示。客を乗せて山道を走る躍動感あふれる姿や生き生きとした表情で接客する様子、客待ちしている時のくつろいだ姿などをモノクロとカラー写真で表現している。

金子さんは「思っていた通りの写真が撮れたことが一番の喜び。時間を掛けて撮影することで見てもらう人にも感動してもらえれば」と話していた。