亀山の「のぼの職人村」が開村一周年を記念し祭り開催 左官や木工体験

【土壁塗り体験をする子供ら=亀山市能褒野町の「のぼの職人村」で】

【亀山】亀山市能褒野町でさまざまな職種の職人の仕事場として開村一周年を迎えた「のぼの職人村」(亀井俊博代表)は28日、同所でイベント[職人祭」を開催し、多くの人らでにぎわった。

約2千平方メートルの敷地に亀井代表(54)の事務所やパン工房、木材を加工する作業小屋など七棟が立ち並ぶ職人村は、四日市市内で建築業「造家工房・亀井」を営む亀井代表が昨年3月、自身の仕事場を移転し開村。建築に携わる職種の職人が工房を構え、物作りに励む「仕事の場」であり、技術や伝統を若い人に伝える「継承の場」でもある。

訪れた人らは、建設中の木工家具工房など二棟でわらと土を混ぜた土壁をコテで塗る「左官体験」を、かんなで木を削り箸を作る「木工体験」を楽しんだ。土壁塗り初体験の四日市市富田町の小学六年生、伊藤潤さん(11)は「思っていた以上に難しくて、手と腕が疲れた」と苦笑い。

ボランティアとして祭りを手伝った、県立四日市工業高校三年生の長尾龍弥さん(18)は「将来は、寺社仏閣に関わる宮大工になりたい」と話していた。