御在所岳などで安全登山を啓発 4、5月の発生高く 三重

ゴールデンウィークの始まりに併せて、三重県警や県山岳連盟などは27日、菰野町菰野の御在所岳など県内の主要登山道9カ所で安全登山に向けた合同啓発を実施し、登山者らに安全登山を呼びかけた。

県警地域課によると、昨年1年間の県内の山岳遭難件数と遭難者数は51件、61人(前年同期比6件、15人減)。うち4、5月を併せた遭難件数と遭難者数は9件9人で、年間を通じても発生割合が高いという。

この日は、県警や県山岳連盟のほか、県や菰野町、同町消防本部など約60人がいなべ市の藤原岳や津市芸濃町の経ケ峰などの登山口に分散して啓発を実施。このうち菰野町菰野の御在所岳中道登山口には約15人が立ち、登山届提出の確認や装備品の確認、ハンドブックを配布するなどして注意を呼びかけた。

職場の同僚らと6人で日帰り登山の予定で訪れたという名古屋市の会社員森和之さん(46)は「平成の最後を山で過ごしたいと思って来た。けがなく無事に登山をしたい」と話した。

同課の長井謙安全対策担当補佐は「確実に装備品などを準備してもらい、体力に見合った登山をしてもらいたい」と話していた。