花火作り最盛期 熊野の和田煙火店 夏の大会向け1万発 三重

【容器に火薬を詰める和田社長=熊野市有馬町で】

【熊野】大正3年創業の和田煙火店(熊野市有馬町)で、夏の花火大会に向けた打ち上げ花火の制作が最盛期を迎えている。

和田煙火店では、二号(直径6センチ)から一尺玉(同30センチ)の9種類の花火を制作。昨年9月から制作を始め、6月中旬までに約1万発を作る。制作された花火は南伊勢町から和歌山県串本町まで約30カ所で打ち上げられる。

26日は、花火師で同社三代目の和田憲明社長(53)らが作業場で花火作りに取り組んだ。

和田社長は、色を出す「星」と呼ばれる火薬などを半球の容器に詰めると、容器を合わせて球状にした。球状の容器にクラフト紙を何枚も貼り、天日干しを繰り返すことで花火は出来上がる。

和田社長は「嫌なことも忘れて、花火を楽しんでもらえたら」と話していた。