英国「ホストタウン」に登録 三重県と鈴鹿市、東京パラ契機に

【ぶら下がり会見で、東京パラリンピックのホストタウン登録を発表する鈴木知事=県庁で】

鈴木英敬三重県知事は26日のぶら下がり会見で、県と鈴鹿市が東京パラリンピックを契機に英国と交流する「ホストタウン」に登録されたと発表した。パラリンピックのホストタウン登録は初めて。

県は東京パラリンピックの事前キャンプで英国のパラスイミングチームを受け入れることが既に決まっている。県と鈴鹿市は3月、英国を相手としたホストタウンの登録を内閣官房に申請していた。

県によると、ホストタウンの登録により、交流に必要な費用の一部が国から補填(ほてん)される。県は2年後の三重とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)に向けて英国と交流し、障害者スポーツを盛り上げたい考え。

県は2月、東京オリンピックのホストタウンとしてカナダを相手として登録されているほか、四日市、鈴鹿、津の3市がカナダ、熊野市が台湾を相手に東京オリンピックのホストタウンとなっている。

鈴木知事は会見で「登録をきっかけとして選手らとの交流を進め、県民に障害者スポーツの理解を深め、関心を高めてもらいたい。スポーツを通じた共生社会の実現にもつなげたい」と述べた。

県内では、カナダのアーティスティックスイミングチームが14―25日まで、鈴鹿市の県営鈴鹿スポーツガーデンで事前キャンプを実施。期間中は歓迎のレセプションや小学生との交流などがあった。

鈴木知事は「選手のアレルギーを聞いて食事を変えるなど、柔軟な対応の評価が高かった。交流も両者にとって良かったと思う」と振り返った上で「今後は三重をより知ってもらう努力もしたい」と語った。