津 水と絵の具の織りなす風景や花 加藤さん傘寿の絵画展 三重

【水彩画作品を紹介する加藤さん=津市中央の三重画廊で】

【津】三重県津市阿漕町津興の加藤栄さん(80)の水彩画個展が24日、同市中央の三重画廊で始まった。傘寿を記念した3年ぶり6回目の個展。国内外の風景や花を中心に51点を展示販売している。28日まで。

加藤さんの画歴は会社員時代の約40年前に始まり現在は市内の画家3人に師事するほか自身でスケッチ教室を開いている。

チェコ・プラハの教会や城、奈良や京都の寺院などの風景とツツジ、アジサイ、ツバキなど身近な花を主に透明水彩を使って奥行きある作品に仕上げている。作品には丁寧な描写と軽やかな表現が混在し、「いろんな色を使い、塗らない部分も作り明暗を出すことが大事」と話す。

初日は雨にもかかわらず朝から多くの来場者があり「男性が描いたと思えない」「このにじみはなかなか出せない」などと感心していた。

加藤さんは「水彩は水と絵の具の織りなす偶然の色が魅力。描いていると夢中になる」と楽しさを話した。