平成最後の伊勢茶 県茶業会議所 摘みたてを神宮奉納 三重

【新茶を運び宇治橋を渡る茶業関係者ら=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】三重県茶業会議所(津市)は23日、摘み取ったばかりの新茶や手もみ茶約4キロを伊勢市の伊勢神宮内宮に奉納し、茶業の繁栄を願った。

奉納したのは、四日市市や鈴鹿市、大台、度会両町などの産地で今月に収穫、製茶された伊勢茶。同会議所や県手もみ茶技術伝承保存会関係者、茶娘姿の女性ら約30人が参列し、茶壷や箱に入れた新茶を運び、神楽殿へ納めた。

今月下旬から5月中旬に摘み取りの最盛期を迎える。同会議所の豊田栄之副会頭(57)によると、暖冬の影響が心配されたが、生育は順調で、色も味わいもいい出来。「まろやかなかぶせ茶、ほどよい渋みの煎茶、加工品などいろんな伊勢茶を楽しんでほしい。平成最後の奉納となり、令和の時代の発展を願いたい」と話した。

伊勢茶は県で生産された茶の総称銘柄で、煎茶や深蒸し煎茶、かぶせ茶などの種類がある。生産量は、静岡、鹿児島両県に続いて全国3位。