昨年の熊野古道来訪者33万人 浜街道、花の窟除く全峠で減 三重

東紀州地域振興公社は22日、平成30年の熊野古道来訪者数(推計値)を発表した。前年と比べて1・9%減の33万632人で、2年ぶりに減少。25年以降、6年連続で30万人を上回った。

来訪者全体の62・97%にあたる20万8199人が浜街道・花の窟を利用。浜街道・花の窟以外の全ての峠で来訪者が減少した。石畳が続く人気スポットの馬越峠も前年と比べて15・46%減った。

公社によると、台風などの悪天候の影響で客足が伸び悩んだ。従来の団体旅行から個人旅行(FIT)に旅行形態が変化し、熊野古道関連のツアーが減ったことも来訪者の減少につながった。

今年で熊野古道の世界遺産登録15周年を迎えるため「和歌山県などと連携しながら熊野古道をはじめとした地域の魅力を国内外に発信し、知名度の向上や誘客を図る必要がある」としている。