松阪市呼び掛け観光協定 国道166号でつながる奈良・宇陀市と東吉野村 三重

【協定書を示す(右から)水本村長、竹上市長、高見市長=東吉野村役場で】

国道166号でつながる三重県松阪市と奈良県東吉野村・宇陀市の3市村は19日、同村役場で観光交流連携協定を結んだ。松阪市が呼び掛け実現した。交流人口の増加を目指し、広域観光ルートマップの作成などに取り組む。

協定項目は、①166号沿いの観光PR②道の駅を中心とする情報発信・産業振興③移住・定住の促進。

最初の事業として3市村の道の駅「茶倉駅」(松阪市飯南町粥見)▽「飯高駅」(同市飯高町宮前)▽「ひよしのさと」(同村鷲家)▽「宇陀路大宇陀」(宇陀市大宇陀拾生)を結ぶ観光ルートマップを45万円かけて作成する。

締結式で松阪市の竹上真人市長は、「昨年12月に東吉野村を訪れた時、県をまたいだ途端、付き合いがなくなるのはすごくもったいないと気付き、両市村にお声掛けした」と経緯を説明。「年間39万人訪れる飯高駅はバイクとサイクリングの利用が多い。166号は信号が少なく、アップダウンがあって走るのが楽しい。功を奏してたくさんの方が訪れるようになれば」とあいさつした。

同村の水本実村長は「本当にありがたく感謝以外にない。県境を越えた協定を生かしたい。ひよしのさとは平成29年12月にオープンしたばかり」と期待。宇陀市の高見省次市長は「市内には新元号の出典の万葉集ゆかりの地がたくさんある。交流人口の増加につなげていきたい」と意気込んだ。