来月から発電設備撤去 中電尾鷲三田工事所 三重

【尾鷲三田工事所の発電設備の撤去範囲が示された図(中部電力尾鷲三田工事所提供)】

【尾鷲】昨年12月に廃止された三重県尾鷲市国市松泉町の中部電力尾鷲三田工事所(旧尾鷲三田火力発電所)の発電設備の撤去工事が5月から始まる。一部を除き、約2年半で発電設備とタンクのある燃料基地を撤去する。19日の市議会全員協議会で同所の足立辰哉所長らが明らかにした。

市議会に示された計画では、5月から2021年6月までの間に、大型重機などを使って高さ230メートルの煙突や1号ボイラーなどの発電設備の撤去工事を行う。燃料基地については同年12月に撤去工事を終える予定。煙突は今年12月から準備工事を始め、来年5月から解体作業を進める。

本館と3号ボイラーは、東紀州五市町で整備を進める広域ごみ処理施設として建物を活用することを検討しており、状況に応じて方針を決める。野球場やテニスコート、変電設備は残すという。1日約150人が作業に当たり、廃材・重機運搬車両などが最大45台往復する。