両陛下、何度も感謝の言葉 見送り終え知事振り返る 三重

【来県された天皇、皇后両陛下の様子を語る鈴木知事=志摩市で】

天皇、皇后両陛下が帰京された19日、三重県志摩市の近鉄賢島駅で見送りを終えた鈴木英敬知事は記者団の取材に「両陛下からは何度も『ありがとう』という感謝の言葉をいただいた」と振り返った。

鈴木知事は「最後の地方訪問という大変に重要な行幸啓で両陛下を無事に見送ることができ、まずは安堵(あんど)している。熱烈に歓迎していただいた県民や警備に当たった皆さんらに心から感謝している」と語った。

両陛下の様子は「雨の中でも車の窓を開けて手を振り、電車の中でも立って手を振っていただいた。お元気で明るく、笑顔でいらっしゃる様子を見て、国民への思いやりを感じた」と語った。

60年前の4月18日に両陛下が伊勢神宮に結婚を報告したことなどから「今回は記念すべき節目だった」とした上で「両陛下の思い出に残る滞在であってほしいと思い、準備を進めてきた」と語った。

また、沿道などで約6万人が歓迎したことについては「想定していた人数の2倍だった」と明かした。「沿道の様子を見ていると、今回は涙を流す人たちが非常に多かったのが印象的だった」と語った。