伊勢神宮が大麻用材伐始祭 伐採作業の安全祈る 三重

【手おのを振り下ろす工匠=伊勢市宇治今在家町の丸山祭場で】

【伊勢】三重県伊勢市の伊勢神宮のお札「神宮大麻(たいま)」に使う用材を切り始める神事「大麻用材伐始祭(たいまようざいきりはじめさい)」が11日、内宮近くの丸山祭場であった。

小松揮世久神宮大宮司をはじめ、神宮関係者約70人が参列。神職が供え物の神饌(しんせん)をささげて祝詞を奏上し、伐採作業の安全を祈願した。続いて、素襖烏帽子(すおうえぼし)姿の工匠が、神路山に向かって手おのを3回振り下ろした。

神宮大麻の中心部「御真(ぎょしん)」に、用材が使われる。伐採した木を乾燥、製材し、小さな木地に加工して和紙を巻き付け御真をつくり、大麻の中心に収める。大麻は毎年、約1千万体がつくられ、神宮や全国の神社を通じて配られる。