鳥羽・ミキモト真珠島 真珠王の交遊紹介 御木本幸吉企画展 三重

【御木本幸吉と親交のあった人たちの紹介や関連品が並ぶ会場=鳥羽市のミキモト真珠島で】

【鳥羽】真珠養殖に成功し「真珠王」と称された御木本幸吉(1858―1954年)の多彩な交友にスポットあてた企画展「御木本幸吉交遊録」が、三重県鳥羽市のミキモト真珠島真珠博物館で開かれている。御木本に影響を与えた著名人たちとのつながりや関連品を紹介し、その人脈の広がりを伝えている。来年2月29日まで。

実業家で民間外交にも尽力した渋沢栄一や米国の発明家エジソン、政治家や郷土の同志、芸術家など親交のあった国内外の81人を取り上げ、功績やエピソードを紹介。御木本に宛てた書簡や遺品など約40点も並ぶ。昭和5年に日本の10大発明家の1人に選ばれた御木本は、ほかの島津源蔵や本多光太郎らと「十人会」を結成。会のメンバーが、伊勢神宮や朝熊岳、真珠島などを巡った様子を撮影した昭和8年の貴重な映像資料もある。

松月清郎館長は「幸吉は真珠養殖を発明しただけでなく、真珠を世界に広めるための人脈づくりにたけていた。公私さまざまな交際から、幸吉の人物像を身近に感じてもらえたら」と話している。入場料は、大人1500円、小中学生750円。

問い合わせはミキモト真珠島=電話0599(25)2028=へ。