四日市 日本伝統の蜜蝋鋳造で彫金 森千明さん作品展示 三重

【作品を紹介する森さん=四日市市栄町のフランス菓子と小さなギャラリー「クロード・リュッツ」で】

【四日市】愛知県江南市の「せん彫金工房」を主宰する彫金作家、森千明さん(69)による「彫金展」が、三重県四日市市栄町のフランス菓子と小さなギャラリー「クロード・リュッツ」で始まっている。月曜、火曜、水曜日は休み。28日まで。

ミツバチの巣のロウとマツヤニを練って造形する日本伝統の蜜蝋(みつろう)鋳造で制作した銀アクセサリー、銅や真ちゅうなどの立体作品合わせて約170点を展示している。

飛翔するトビウオをイメージしたチョーカー風ネックレスに水色の宝石をあしらった「風になりたい」、パールの連なりで花のしずくを演出したオブジェ「花の恵み」など、蜜蝋鋳造ならではの柔らかな曲線の作品が並ぶ。25日午前11時と午後3時からの2回、ギャラリートークと実演がある。

森さんは、24歳でせん彫金工房を開設。国内外で作品発表の傍ら、後進の指導もしている。「時々の心模様を形にした一点物のデザインの世界を味わっていただきたい」と語った。問い合わせは同店=電話080(5117)4078=へ。