津 研究者らに2000万円助成 岡三加藤文化振興財団 三重

【加藤専務理事(右)から目録を受け取る助成対象者=津市大門の「都シティ津」で】

【津】岡三加藤文化振興財団(津市中河原、加藤三和子理事長)は9日、津市大門の都シティ津(旧津都ホテル)で本年度の助成金贈呈式を開き、県内の科学技術研究や文化活動など27件に合わせて2千万円を助成した。

同財団は岡三証券創業の地の三重の科学技術の研究や普及啓発、文化活動に貢献しようと昭和63年に創立。本年度は81件の応募の中から武田保雄・三重大名誉教授ら11人の選考委員が選んだ。

贈呈式では加藤哲夫・同財団専務理事が「広範囲に及ぶ高度なテーマで応募があった。有意義に活用してほしい」と研究者や団体の代表らに目録を手渡した。

選考委員長の武田氏は「三重に限定した助成であることに意味がある。計画を立て地域振興に役立てて」と述べた。

遺伝子が変化していく形を調べる技術を研究する三重大大学院生物資源学研究科の竹林慎一郎准教授(44)は「研究費を獲得するのは難しく地方の大学で助成して頂けるのはありがたい」と話した。