三重県知事選 声からし「最後のお願い」 大票田・北勢で両候補

【演説する鈴木加奈子候補(右)=桑名市星川で、鈴木英敬候補=鈴鹿市稲生西3丁目で】

任期満了(20日)に伴う三重県知事選の選挙戦が最終日を迎えた6日、新人で元玉城町議の鈴木加奈子候補(79)=共産推薦=と、現職で三選を目指す鈴木英敬候補(44)=自民、公明推薦=(届け出順)は大票田の北勢を中心に活動。「最後のお願い」に声をからした。

鈴木加奈子候補
最終日の演説に選んだ場所は、多くの人でにぎわう大型商業施設やスーパーに面する路上。買い物客や通行人に「もう一回り支持を広げていただき、初の女性知事として働かせてください」と訴えた。

桑名市陽だまりの丘2丁目の路上では「(現職が)知事の椅子にいつまでも居座っていれば、皆さんの暮らしは守れない」と対抗馬を批判し、福祉や医療の充実を強調。「加奈子、加奈子とご投票ください」と呼び掛けた。

この日は桑名市や木曽岬町の五カ所で演説し、住宅街や商業施設の周辺を選挙カーで巡った。夜は津市高茶屋小森町のショッピングセンターの前で最後の演説に臨んだ。

鈴木英敬候補
10年前に出馬した衆院三重2区(当時)の鈴鹿市や本籍地の菰野町を中心に街宣。鈴鹿市では「ここは政治家鈴木英敬を誕生させた地。お育ていただいた皆さんに、いま一度お力を」と呼び掛けた。

鈴鹿市稲生の「サーキット道路」では、混雑する通行車両を前に「鈴鹿の大きな課題は道路整備。新名神や中勢バイパスなど、鈴鹿の道路網が増えてきた今こそインフラ整備を加速させたい」と訴えた。

鈴鹿市内に4月から設けた児童相談所を「児相の創設は実に39年ぶり」とアピール。「自分の子どもや孫が虐待を受けたらどうかと、皆さんが心を痛めている。子どもたちの安全と命を守る」と語った。