三重県議選 女性候補が過去最多 10選挙区で現職6新人6

任期満了(29日)に伴う三重県議選に立候補した女性は前回より5人多い12人で、昭和22年の第1回県議選以降で最多となった。うち現職2人は無投票で当選。女性の当選者数にも注目が集まる。

県選管によると、県議選の女性候補は平成23年の第17回まで、3人以下にとどまっていた。前回選挙では7人が立候補し、うち6人が当選。女性議員の割合は11・8%となり、初めて1割を超えた。

今回は現職6人、新人6人の女性が10選挙区で立候補。尾鷲市・北牟婁郡選挙区では初めて女性が立候補した。女性候補の割合は18・5%で、統一地方選の41道府県議選の平均(12・7%)を上回った。

女性を最も多く公認した政党は共産で、擁立した3人は全て女性。自民の2人、維新の1人が続いた。無所属は6人で、うち4人は旧民進党系の地域政党「新政みえ」や「三重民主連合」の推薦を受ける。

共産党県委員会は「候補者を女性に限ったわけではない。たまたま適任者が女性だった」と説明。「もともと共産は全国の地方議員で女性の割合が最多。全国的に増やそうという流れがある」と語る。

自民は前回から1人増やしたが、公認や推薦を出した26人のうち女性は2人にとどまる。自民県連の関係者は「女性を増やそうと考えてきたが、なかなか擁立は難しかった。今後も増やしたい」と話す。