皇大生が「広報いせ」に記事 循環バス運行実験など取材 三重

【広報いせに特集記事を掲載した皇學館大の学生ら=伊勢市役所で】

【伊勢】皇學館大(三重県伊勢市神田久志本町)の学生が、4月1日号の「広報いせ」に特集記事を掲載した。大学生が自治体と協力し、特集記事を載せる試みは県内初。学生らは、伊勢市が実施している市内循環バスの運行実験などを取材し、写真撮影や記事の見出し、レイアウトも担当した。

学生が地域課題の解決に取り組む同大のCLL活動の一環。いずれも現代日本社会学部3年の服部慈樹さん(20)、湊裕大さん(20)、森麻帆さん(20)と、文学部3年の玉津由梨さん(20)、齋藤朋加さん(20)の5人が参加。服部さんが市に特集記事の掲載を提案した。

自転車やバスで通学する学生が多いことなどから、5人は市内循環バスを取材対象に選定。特集記事では、ショッピングセンターや休日・夜間応急診療所など、各停留所の近くにある施設を紹介している。湊さんは「生活する上で必要な施設の紹介を心掛けた」と語った。

また、市内の飲食店などで割引サービスなどを受けられる「お伊勢さんまち歩きクーポン」の特集記事も掲載。学生が「気になるお店」を取材し、各店の特徴を紹介している。クーポン券の活用を促すため、広報紙にクーポン購入のための50円割引券を添付した。

CLL活動は同市のほか、鳥羽市や志摩市など、近隣自治体も対象に行っているため、服部さんは「今後は周りの市町も巻き込み、各市町の特徴や魅力を紹介する新しい広報紙を共同発行できるように頑張りたい」と張り切っている。