松阪 天白小にコミュニティ図書館 きょう利用開始 蔵書2万2100冊に 三重

【天白小学校に開館するコミュニティ図書館の内覧会=松阪市曽原町で】

【松阪】三重県の松阪市教育委員会は2日、同市曽原町の市立天白小学校「コミュニティ図書館(仮称)」の内覧会を開いた。近くの三雲公民館内にあった三雲図書室が同校図書室へ移転し、司書1人が常駐して一体運営する。3日午前9時から利用を始める。

三雲公民館は昭和51年の建築で老朽化や駐車場不足のため移転を計画していたが、昨年9月の台風に伴い雨漏りや天井の脱落が生じたため前倒しした。同館は向かいの三雲地域振興局2階へ移る。

新しい図書館は同校図書室横の多目的ホールを改修して広げ約280平方メートル。外部から直接来館できる入り口を新設した。コミュニティ図書館は松阪市丹生寺町の市立松尾小学校などにも設けている。

蔵書は三雲図書室の約1万6千冊と学校図書室の約6100冊を合わせた約2万2100冊。一般書、児童書、学校図書の3区画に分けている。児童書に力を入れ、地元の童話作家村上しいこさんの作品はほとんどそろえている。

式典で竹上真人市長は「学びの機会を増やす新しい形。地域と一体となってやってきたコミュニティスクールが根底にある。末永く愛される図書館にしてほしい」と呼び掛けた。