尾鷲 「あぶり」販路拡大に取り組む 中川さん任期満了 市長に報告 三重

【加藤市長(手前)に協力隊の活動を終えたことを報告する中川さん=尾鷲市役所で】

【尾鷲】三重県尾鷲市梶賀町の地域おこし協力隊として、小魚をいぶして薫製にした「あぶり」の販路拡大に取り組んだ中川美佳子さん(40)が1日、市役所の加藤千速市長を訪れ任期満了の報告をした。

中川さんは津市出身。一橋大学を卒業し、クレジットカード関連会社などを経て、平成28年に同市の地域おこし協力隊となった。29年に住民らと「梶賀コーポレーション」を設立。新商品の開発や販路拡大に取り組み、3年間であぶりの売り上げを約5倍に伸ばした。

中川さんは「協力隊の立場としてブリの養殖場など市内の事業者さんに自由に見学させてもらい、ありがたかった」と述べた。今後も同町に住み、会社の運営と、1次産業従事者をサポートする県の6次産業化プランナーとして活動していく。

加藤市長は「マーケットを広げて鮮度のある特色ある物をどう売り出していくか。期待している」と激励した。