
三重県は29日、本年度末で退職する県職員らへの辞令交付式を県庁講堂で開いた。141人の退職者が出席し、壇上で鈴木英敬知事から辞令と感謝状を受け取った。
鈴木英敬知事はあいさつで「皆さんは平成最後という節目の年に退職される。県民のために全力で職務に取り組まれたことを誇りに思い、今後の人生を堂々と歩んでいただきたい」と述べた。
西城昭二戦略企画部長(60)が代表であいさつ。「県民の厳しい叱責を受け、行政改革の波をくぐり抜けてきた世代でもある。今後もより良い世の中や幸福を実感できる地域社会の実現に貢献したい」と述べた。
県によると、本年度末の退職者は前年度よりも32人多い191人。4月1日には126人の新規採用者が入庁する予定。県は同日、新規採用者の辞令交付式を開く。