三重県議選告示、65人立候補 新政みえ維持か自民奪還か

任期満了(4月29日)に伴う三重県議選(定数51)が29日告示され、17選挙区に現職42、元職3、新人20の計65人が立候補を届け出た。うち5選挙区は無投票で、残る12選挙区は選挙戦に突入。県議会の「定数問題」も争点の一つとなる。知事選と同じ4月7日に投開票される。

旧民進系会派の新政みえが平成17年から維持する最大会派を継続させるか、自民が最大会派を奪還するかが最大の焦点。議員定数を6減の45で実施する予定だった今回の選挙を51に戻して実施したことに対する是非も問われる選挙となる。

立候補者は前回より3人多く、政党公認は自民23▽公明2▽共産3▽維新1▽三重民主連合5▽新政みえ4▽草の根運動いが1―の39人。無所属26人のうち、3人は自民の推薦を受け、10人は三重民主連合と新政みえの双方から推薦を受ける。

現在の議員数は欠員3の48人。最大会派の新政みえ(18人)に、自民党県議団(12人)、自民党(5人)、能動(3人)、鷹山(3人)、公明党(2人)、共産党(2人)、大志(1人)、草の根運動いが(1人)、青峰(1人)が続く。

8人が立候補した津市選挙区(定数7)では、各候補者が朝から出陣式などに臨んだ後、選挙カーに乗り込んで街宣に出発。ある候補者は出陣式で約300人(主催者発表)を前に「本当にぎりぎりの戦い。どうか力を貸してください」などと訴えた。

定数問題を「争点」と主張する候補者も。ある候補者は定数問題を「すごく分かりやすい争点」とし、定数を51に戻した昨年3月の条例改正を「市民を愚弄(ぐろう)している」と批判。「無投票の選挙区が出るのも定数を増やしたからだ」と持論を展開した。

投票は県内875カ所のうち、指定された投票所で。投票時間は一部地域を除いて午前7時―午後8時まで。30日から県内の90カ所で期日前投票を受け付ける。前回県議選の投票率は前々回より7・5ポイント低い49・60%で、過去最低だった。