尾鷲の三田火力発電所跡地 広域ごみ処理施設整備へ 東紀州5市町が基本合意 三重

【広域ごみ処理施設の整備を進める基本合意書を締結した東紀州5市町の首長=尾鷲市役所で】

【尾鷲】東紀州5市町の首長は27日、中部電力尾鷲三田火力発電所(三重県尾鷲市国市松泉町)跡地に広域ごみ処理施設の整備を進めるための基本合意書を締結した。合意書は4月に一部事務組合設立準備会を設置し、1年後をめどに、一部事務組合を設立することを盛り込んだ。7年後の2026年3月の施設稼働を目指す。

広域ごみ処理施設は平成24年度から尾鷲市を候補予定地とし、5市町で検討してきた。尾鷲市は昨年5月、発電所の跡地を広域ごみ処理施設の建設候補予定地として整備を進めるため、中電に協議の開始を申し入れており、中電は受諾している。

市は平成31年度当初予算に広域ごみ処理施設の整備に向けて一部事務組合の設立準備を進めるため、4市町の負担金を含む2996万円を計上。4市町も平成31年度当初予算にそれぞれ596万円の負担金を盛り込んでいる。

締結式は尾鷲市役所であり、5市町の首長が基本合意書に署名した。今後は一部事務組合設立準備会の中で施設規模などの基本構想や条例、規則を作成。一部事務組合では用地測量や地質調査などに取り組む。

加藤千速尾鷲市長は「5市町の連携を深めながら、ごみ処理施設の広域化を進めていきたい」と述べた。