劇団伊勢がDVD寄贈 創立55年、市に 郷土史や人物を劇化 三重

【地域の歴史などを題材にしたオリジナル劇のDVDを贈った佐藤団長=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市を中心に活動する市民劇団「劇団伊勢」は27日、劇団創設55年に合わせ、地元の歴史や人物を題材にした演劇8作品のDVDを市に寄贈した。

昭和38年に芝居好きな市民らが、劇団伊勢青年劇場として立ち上げた。現在、小学4年生から、創設当時から活動を続ける79歳まで19人の団員が所属。伊勢近郊の歴史やゆかりある著名人、伊勢神宮にまつわる神話などを題材に、オリジナル劇の上演を長年続けてきた。

団長の佐藤太亮さん(64)らが、市役所に鈴木健一市長を訪問。伊勢神宮と関わり深い倭姫を題材にした「ふたたびの刻~現代を旅する倭姫」など近年の上演作品を中心に、8作品のDVD一本ずつを贈り届けた。DVDは、市立図書館に配される予定。

佐藤団長は「伊勢の方言で上演し、地域の方々の温かな笑顔と拍手に支えられてきた。今後も地元を題材に芝居を続けたい」と語り「劇を通して伊勢の歴史や文化を知り、郷土愛を深めてもらえたら」と話した。