転倒負傷、元児童と和解 鈴鹿市が150万円支払いへ 三重

三重県の鈴鹿市立小学校に在学中、女性教諭に手を引っ張られて転倒して前歯を折るけがをしたとして、同市在住の10代少女が治療費など約1015万円の損害賠償を求めた民事訴訟は26日、津地裁(鈴木幸男裁判長)で和解が成立した。市は和解金として150万円を支払うことに合意した。

訴状などによると、少女は平成27年2月、学校の廊下を歩いていた際に担任の女性教諭に手を引っ張られて転倒。少女は顔を打って前歯を折るけがをし、治療のため約9カ月間の通院を余儀なくされたほか、歯に黒ずみが残り精神的苦痛を負ったなどとして29年10月、安全配慮義務違反に伴う賠償責任を求めて市を提訴した。

和解成立について代理人弁護士は「事故後の対応に不満はあったが、結果については本人も納得している」と話した。

市教委の学校教育課担当者は「本件事案を受け、市内小中学校に対して児童生徒の安全確保のさらなる徹底を図って参りたい」とコメントした。