伊勢 明野高生が生産の豚肉でランチ 生徒ら調理、接客に挑戦 三重

【明野高の豚肉「あかりのぽーく」を使って考案した限定メニュ―を紹介する生徒ら=伊勢市勢田町のい~菜伊勢庁舎食堂で】

【伊勢】三重県伊勢市の県立明野高校生が生産する豚肉「伊勢あかりのぽーく」を使った定食や丼などのランチメニューの提供が25日、同市勢田町の県伊勢庁舎にある食堂「い~菜伊勢庁舎食堂」で始まった。メニューを考えたのは同校生活教養科調理コースの生徒。生徒が調理や接客にも挑戦し、29日まで限定販売する。午前11時開店。

あかりのぽーくは、畜産専攻の生徒らが校内で肥育、出荷する豚の肉。食の安全性の証明となる「畜産JGAP」を全国の高校で初めて取得した。同食堂を運営するキャリオン(同市岩渕)取締役の高橋由美さん(38)が、農畜産物や食の分野で学ぶ明野高の取り組みを知り、あかりのぽーくをメイン食材にしたメニュー開発の協力を依頼。昨年12月から調理コース2年生21人が、アイデアを出し合い、試作を重ねて取り組んできた。

提供するのは、衣にヒジキやアオサを混ぜ、伊勢うどんタレやマイヤーレモンを使った和風ソースで味わう「海藻パン粉とんかつ」(800円)、「甘辛ボリューム豚丼」(540円)、「伊勢うどんジャージャー麺」(450円)など5種類。数量限定でなくなり次第終了する。

初日は5人の生徒が、食堂スタッフに教わりながら調理補助や接客を担当。開店と同時に次々と客が来店した。小掠優奈さん(17)は「柔らかでうま味がある明野高自慢の豚肉。お客さんに喜んでもらえるよう、味付けや栄養、彩りを考えた。子どもから大人までいろんな人に食べてほしい」と笑顔で話した。

キャリオンの高橋さんは「高校生の新鮮なアイデアと思いが詰まったメニュー。多くの人に生徒たちの取り組みを見てほしい。今後も明野高とのコラボができたら」と話していた。