育てたミツマタで卒業証書を 亀山・野登小 校庭に枝100本挿し木 三重

【ミツマタの枝の挿し木を植える5年生児童ら=亀山市両尾町の市立野登小学校で】

【亀山】三重県の亀山市立野登小学校五年生19人は25日、同市両尾町の同校校庭の花壇に、長さ約15センチのミツマタの枝約百本の挿し木を植樹した。

同校では以前から、市販のコウゾを材料に野登地区住民らの協力で、紙すきした和紙を卒業証書にしてきた。同校区内の「天空の森」(同市安坂山町)に咲くミツマタを原材料に卒業証書を作ろうと計画。同地区の「みつまたを愛する会」(松井隆幸会長)の会員らが協力し、ミツマタの枝を採取し挿し木を準備した。

松井会長(66)によると、和紙にするには3年程度の成長が必要。校庭で育ったミツマタの卒業証書を手にするのは、いまの3年生になるという。児童会長の西村柚乃さん(11)は「後輩のために水やりを欠かさず、一生懸命育てます」と話していた。