しだれ梅剪定作業初公開 「鈴鹿の森庭園」 熟練庭師が実演 三重

【解説を聞きながら剪定作業を見る来園者ら=鈴鹿市山本町の鈴鹿の森庭園で】

【鈴鹿】三重県津市高野尾町の赤塚植物園が運営する研究栽培農園「鈴鹿の森庭園」=鈴鹿市山本町=で24日、見ごろが過ぎた一部のしだれ梅を剪定する様子が初公開された。剪定実演は25日午前10時と午後2時からもある。雨天中止。

同園は、全国から梅の名木約200本を集めて定着させ、今月末まで「しだれ梅まつり」を開催している。今回の剪定一般公開は、日本の伝統的な梅の仕立て技術の存続と、次世代への継承を目指す同園の趣旨を広く知ってもらおうと企画した。

熟練の庭師2人が、樹高約6メートルのしだれ梅「呉服枝垂(くれはしだれ)」の樹上から下に向かって枝切り作業を進めていった。赤塚グループの波尻憲人広報部長(51)が、花を楽しむための剪定のポイントと管理方法を来園者らに解説した。

「1年掛けて伸びた枝にしか花は付かない」ことや、「間引いて風通しを良くすることで病害虫から木を守る」などの注意点を話した。花後、葉が出るまでの2―3週間で園内の200本全てを剪定するという。

愛知県春日井市から来園した60代の夫婦は「花にはやや遅かったが、プロの剪定の技を間近に見られてラッキーだった」と熱心に見入っていた。