尾鷲市立三木里小、142年の歴史に幕 在校生と住民で閉校式

【元気よく歌を披露する児童たち=尾鷲市三木里町の三木里小学校講堂で】

【尾鷲・北牟婁郡】本年度末で休校し、142年の歴史を閉じる尾鷲市立三木里小学校(同市三木里町)の講堂で23日、閉校式が開かれた。在校生や地域住民ら約150人が出席し、慣れ親しんだ学びやに別れを告げた。

式には加藤千速市長や三鬼孝之市議会議長、宇田正明三木里地区会長らが出席した。学校生活の思い出を振り返るスライドショーが上映されると、児童らからは笑い声が上がった。全校児童による歌の発表があり、目に涙を浮かべて歌う児童の姿も見られた。

最後の卒業生となった世古有咲さん(12)は「地域の人がたくさん訪れてくれた運動会が楽しかった。後輩は新しい学校に行ってもたくさん友達をつくってほしい」と話した。

同校は明治九年に創立し、これまでの卒業生は3504人。昭和34年は最多の387人の児童が在籍したが、児童数の減少により、同校と三木小(同市三木浦町)の児童は新年度から賀田小(同市賀田町)に通う。

三木小と、本年度末で閉校する紀北町立引本小(同町引本浦)では24日に閉校式が開かれる。