生き物で「平成」振り返る 志摩マリンランド ハゼ展も

【ハゼ展に展示されている天皇陛下が名付けた「アケボノハゼ」=志摩市阿児町神明の志摩マリンランドで】

【志摩】4月末に31年の歴史を終える「平成」を水族館の生き物で振り返る春季特別展が、志摩市阿児町神明の「志摩マリンランド」で開かれている。平成の時代にブームを巻き起こした出来事や流行に関連する生き物22種、約百点を展示している。6月2日まで。

ベルリンの壁崩壊(平成元年)にちなんで熱帯魚の「ドイツイエロータキシードグッピー」、伊勢志摩サミット開催(平成28年)は通常の赤茶色の伊勢エビに加え、珍しい青紫色の伊勢エビを展示するなど、八つの水槽で平成の歴史を紹介。

同館が国内で初めて繁殖に成功し、日本動物園水族館協会から「繁殖賞」を受賞した「ハナカケトラザメ」(平成18年)、「マツカサウオ」(平成24年)なども並べた。

世界中に2千種類以上いるといわれるハゼにスポットを当てた特別展示「ハゼの世界」も同時開催。ハゼの研究者として知られる天皇陛下が名付けた「アケボノハゼ」や、著しく伸びた背びれの形状が名前の由来となった「ハタタテハゼ」など38種、約350点を見ることができる。

同展担当の飼育員、杉山弘樹さん(30)は「家族で平成を振り返りながらじっくりと見てほしい。ハゼの魅力も知ってもらえれば」と話していた。