魚たちとふれあって 伊勢シーパラに体験コーナー 来月1日オープン 三重

【水槽に入れた指に尾を巻き付けるタツノオトシゴ=伊勢市二見町江の伊勢シーパラダイスで】

【伊勢】三重県伊勢市二見町江の水族館「伊勢シーパラダイス」に4月1日、魚とのふれあいが体験できる新コーナー「ふれあい魚館」がオープンする。

同館は、ツメナシカワウソとの握手やセイウチの闘魂注入など、人に動物が近づいてきたり、動物の反応に人がリアクションを起こしたりするインタラクティブ(双方向)なふれあいイベントが人気。

新コーナーもただ魚に触るだけでなく、魚が人間に寄ってきたり利用したりするようなシーパラ独自の体験を楽しんでもらおうと、入社10年目で魚館担当の中島亮さん(32)が1年前から企画を練り、スタッフ3人と共に昨年10月からオープンに向けて準備を進めている。

体験イベントの生き物は習性を生かして選定。サンゴや海藻に尾を巻き付け、体を安定させて餌を食べるタツノオトシゴは、水槽に指を入れるとそっと尾を巻き付けてくる。干潟に生息し、陸に上がって餌を食べる「トビハゼ」は、差し出した手のひらの上に飛び乗り、餌を食べる様子が間近で観察できる。

魚館中央にはカウンターが設置され、常駐するスタッフが行う餌やりの準備やメンテナンスなど、今までは見られなかったバックヤードでの作業風景を見学できるのも魅力の一つ。魚の紹介や来館者からの質問に答えてくれるので、スタッフとのふれあいも楽しめるという。

ほかにも、「魚から見つめられる水槽」や「ご利益のある水槽」「癒される水槽」など32個の水槽を新設し、60種類以上の生き物を展示する予定。

中島さんは「新しい挑戦が盛りだくさんなので、子どもだけでなく大人も体験して楽しんでもらいたい」と話していた。