元副議長の岩田氏ら7人 三重発展に寄与、県民功労者を発表

鈴木英敬三重県知事は20日の定例記者会見で、各界で模範となった県民に贈る今年の県民功労者を発表した。県議会の副議長を務めた岩田隆嘉氏(79)=伊賀市=ら7氏。4月16日に県庁講堂で表彰する。

岩田氏は地方自治功労での受章。旧阿山町議を経て、平成13年10月の県議補選から4回連続当選。県議会では総務企画常任委員長などを務め、同20年5月から1年間にわたって副議長に就任した。

文化功労は、元県洋画協会長の小野政幸氏(92)=津市=が受章した。日展で通算27回の入賞や入選を果たし、県洋画協会の設立にも尽力。県展や津市民美術展の審査員や実行委員も務めた。

社会福祉功労は、県地域包括・在宅介護支援センター協議会の鈴木廣子会長(76)=四日市市=。関係機関との連携や講演会の開催など、地域包括ケアシステムの推進に向けた取り組みが評価された。

農業功労は、元県指導農業士連絡協議会副会長の大西誠氏(83)=熊野市=。JA三重南紀理事として統一選果場の建設に尽力し、農事組合法人金山パイロットの代表理事として、かんきつ農家を支えた。

運輸港湾功労は、元県商工会議所連合会長の小林長久氏(75)=四日市市=。四日市港運協会長として国政に政策提言するなど、港湾の整備に貢献した。日本トランスシティ(同市)の会長を務めている。

土木建設功労は、元県屋外広告美術協同組合理事長の小笠原まき子氏(70)=桑名市=。広告の企画などを手掛ける金星堂(同市)の会長で、屋外広告士の育成にも尽力。県景観審議会の委員なども務めた。

青少年育成功労は、尾鷲地区少年警察協助員協議会長の黒英二氏(77)=尾鷲市=。300人による夜間パトロールも指揮するなど、約30年間にわたって地域でのボランティア活動に努めている。

県民功労者表彰は最高位の知事表彰として昭和40年に設置し、今年で55回目。各界で模範となり、県勢の伸展に寄与した県民に贈られる。今回を含め、567人と7団体が受章している。