鈴鹿市 大型冷蔵庫、社協へ寄贈 「すずきゅう」と「イケダアクト」 三重

【「衣食住に困っている人の1つでもお手伝いができたら」と話す荻田さん(右)と田中さん=鈴鹿市神戸地子町の市社会福祉センターで】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市社会福祉協議会が取り組む「生活困窮者自立支援事業」に賛同した同市池田町の食品製造販売業すずきゅう(荻田賢社長)と建設業イケダアクト(田中久司社長)が18日、冷凍食材と食材保存用の大型冷凍庫1台を寄贈した。食材は相談に訪れた生活困窮者に提供する。

すずきゅうは市内外の企業弁当や学校給食を作り、届けている。取締役の荻田愛弓さん(54)は約2年前から、食材の在庫を活用できないか考え、社協の取り組みを知って協力を申し出た。総菜系の冷凍食品を中心に月1回寄付する。

食材を保存する大型冷凍庫が社協にはなく、荻田さんは町内のイケダアクトで取締役を務める元民生委員の田中基子さん(64)に相談。田中さんは容量260リットルの冷蔵庫の寄贈を決めた。

同市神戸地子町の市社会福祉センターで贈呈式があり、荻田さんは「困っている人の役に立てれば」、田中さんは「互いの出来ることで協力した」とそれぞれあいさつした。社協の南条和治会長が「寄贈は非常に生活困窮者の力になる」と謝辞を述べ、2人に感謝状を手渡した。