「にっぽん丸」尾鷲湾に初寄港 古道センターや海産物店立ち寄り

【尾鷲湾に初めて寄港した大型客船「にっぽん丸」=尾鷲港沖で】

【尾鷲】商船三井客船の大型客船「にっぽん丸」が8日、尾鷲湾に初めて寄港した。尾鷲市の加藤千速市長をはじめ、大勢の人が乗船客らを出迎えた。

にっぽん丸は全長166メートル、全幅24メートル、客室は202室あり、定員は524人。

ツアーは3泊4日の日程。7日に横浜港を出港し、8日午前8時半ごろ尾鷲湾に寄港した。

この日、乗船客は船から渡船に乗り換え、約10分の大曽根漁港で下船し、おわせふるさとガイドのメンバーらの案内で尾鷲神社や熊野古道センター、海産物店などに立ち寄った。

午前11時半ごろ、大曽根漁港で歓迎セレモニーが開かれた。加藤市長が「真っ青な海、緑豊かな里山が尾鷲の特徴。皆さまには何度でも足を運んでいただきたい」とあいさつした。

尾鷲節保存会による太鼓の演奏、加藤市長と川野惠一郎ゼネラルマネジャーによる記念品の交換もあった。

夫婦で訪れた杉本章子さん(56)=神奈川県横須賀市=は「港周辺が開発されておらず昔ながらの雰囲気がある。のどかな場所で市民の人柄も良く、また絶対来たい」と笑顔で話した。

船は午後1時半ごろ尾鷲湾を出港。同日和歌山県新宮市に寄港し、10日午前中に横浜港に帰港するという。