戸田さん、神職の道へ一歩 「神宮研修所」で卒業式

【答辞を述べる卒業生の戸田さん(左)=伊勢市中村町の神宮研修所で】

【伊勢】伊勢神宮が運営する神職の養成機関「神宮研修所」(伊勢市中村町)で8日、卒業式があった。

式には、神宮関係者や来賓、在校生ら約50人が出席。長内弘昭所長が、本年度ただ一人の卒業生、戸田祥元(よしはる)さん(20)に卒業証書を手渡した。

神宮の小松揮世久大宮司は式辞で「神宮の祭式に触れたことはかえがえのない宝。研修所での思い出を心のよりどころとして、真心を持って奉仕に励んでほしい」と話した。

戸田さんは、2年間の寮生活を送りながら、神道や祭式作法、雅楽などを学んだ。4月から福井県の劔(つるぎ)神社に奉職する。「(同期は)一人だったが、先輩や後輩、先生方に支えられ助けられた。感謝の気持ちを忘れず、2年間の学びを胸に、精進努力したい」と決意を語った。