伊勢 観光地で地震避難訓練 内宮前おはらい町で 三重

【大地震を想定した訓練で一時避難所に集まった参加者ら=伊勢市の伊勢神宮内宮周辺で】

【伊勢】三重県伊勢市の伊勢神宮内宮前のおはらい町通り一帯で5日、大地震を想定した避難訓練があった。

地元商店や住民でつくる「伊勢おはらい町会議」が実施。災害時に観光客と住民を円滑に避難誘導するためのマニュアルを平成24年に作成し、毎年訓練も続けている。この日は、商店の従業員や住民、地元の皇學館大生など約50人が参加。観光客にも参加を呼び掛けた。

訓練は、震度6弱の地震が発生したと想定。観光客で賑わう中、従業員らが、日本語と英語で「誘導中」と表記した旗を掲げ、避難を呼び掛けながら2カ所の避難場所へ誘導した。避難者の状況を把握するため、住所や氏名などを記入する「避難者カード」を配布、回収する受け付け対応も確認した。

おはらい町会議の前田世利子会長(59)は「地震直後の混乱を少なくするため、初動体制を整えることが大事。今後、一時避難した後の態勢を考えていきたい」と話していた。