社員亡くさない 健康経営をアドバイス 久居運送社長が電子書籍出版 三重

【電子書籍「健康経営で地域一番の会社を作る方法」を紹介する菅内氏=津市久居井戸山町の久居運送で】

【津】三重県津市久居井戸山町の久居運送社長で中小企業健康経営アドバイザーの菅内章夫氏はこのほど、電子書籍「健康経営で地域一番の会社を作る方法」Kindle版を出版した。

同社は昭和24年に創業し県を拠点に東海、関西圏に運送業を展開。10年ほど前、出勤前の社員が心不全で急死したことをきっかけに社員の健康管理を重要視するようになり、健診受診の徹底や社員の年代別会議などに取り組んだことで健康推進事業所や健康経営優良法人の認定を受けた。

著書は①大事な社員を亡くしてしまいました②健康になるためには③運送業界における健康増進―の3章に分け、運転手が急死した場合の事故事例や同社で使用する健診後のサポートの文書などを紹介。日頃の予防の大切さを訴え、対症療法中心の日本の医療制度の問題点を指摘している。

菅内氏は「健診を徹底し2次健診のフォローをしたことで肺気腫や不整脈が見つかった社員もいる。運送業界こそ健康経営の考えが必要」と力を込め、「同業者だけでなく異業種の中小企業にもこの考えを広げたい」と話した。

同書は通販サイトAmazonのKindleストアで販売する。出版記念として今月中は1冊99円で購入できる。問い合わせは久居運送=電話059(255)5171=へ。