紀北町議会 残土規制、条例案を否決 15日に修正案を採決へ 三重

【町生活環境の保全に関する条例案の採決を取る町議会の教育民生常任委員会=紀北町役場で】

【北牟婁郡】三重県の紀北町議会教育民生常任委員会は5日、町が7月1日の施行を目指している「町生活環境の保全に関する条例案」の採決で、賛成3、反対4の賛成少数で否決した。一部の議員が本会議最終日の15日に修正案を提出し、あらためて採決する。

町内には、首都圏から発生した建設残土が大量に運び込まれており、住民らから土砂崩れなどを不安視する声が上がっている。

条例案は、開発行為をする場合、町長に届出をしなければならないと明記。埋め立ての高さを15メートル以内とする構造基準も盛り込んだ。ただし、県内外から発生した建設残土の搬入について規制は設けていない。

審議では、賛成の平野隆久議員が「残土の部分に関してもう少し厳しい要項が盛り込めなかった感は否めないが、(尾上壽一)町長は状況に応じて条例の改正を行うと述べている。町民の早く条例を作ってほしいという声を最優先し、条例案に賛成する」と述べた。

一方、反対した岡村哲雄議員は「県外から発生する残土の搬入を禁止する項目を追加してほしい」と述べ、本会議で修正案を提出する考えを示した。