あだこ岩ガキを奉納 伊勢神宮に組合が100個 今季10万個の出荷見込む 三重

【岩ガキを担いで参道を進む参列者ら=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】三重県鳥羽市畔蛸(あだこ)町の的矢湾あだこ岩がき協同組合は5日、4月からの出荷開始を前に、養殖岩ガキ百個を伊勢市の伊勢神宮内宮に奉納し、海上の安全を願った。

組合関係者ら約30人が、そろいの法被姿で参列。1個300―400グラムある大きな岩ガキを載せた籠を担いで宇治橋を渡り、神楽殿へ納めた。

畔蛸産の岩ガキは、4―7月が旬。温暖な的矢湾で3、4年ほどかけて育てられ、関東や関西、中部圏に出荷される。県を代表する産品「三重ブランド」にも認定されている。

組合の北川誠理事長(47)は「畔蛸の岩ガキは癖がなく、クリーミーで生で食べるのが一番。例年通り出来も良く、多くの人に味わってほしい」と話していた。育成は順調で、今季は約10万個の出荷を見込んでいる。