大紀町 新年度当初予算案、一般会計63億円 錦港の防潮堤整備本格化 三重

【度会郡】三重県大紀町は5日、平成31年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は対前年度比4・61%増の63億7500万円。錦港の防潮堤整備事業が本格化し、投資的経費が23・91%増の約8億4700万円に膨らんだ。11日開会の町議会3月定例会に提案する。

歳出は錦港の防潮堤整備事業に83%増の3億7千万円を充てる。出産祝金の支給や小中学校の給食費補助など、町が力を入れる子育て支援事業には前年度とほぼ同額の総額6700万円を盛り込んだ。新規事業として、地域おこし協力隊員の設置事業には1200万円を充当する。隊員は3人を予定している。

歳入は自主財源の柱となる町税が1・4%減の7億1千万円。地方交付税と国が将来的に負担する臨時財政対策債の合計額は前年度とほぼ同じ34億7千万円を見込む。不足分は借金に当たる町債を46・7%増の8億5千万円発行する。錦港の防潮堤整備事業の本格化に伴い、発行額が膨らんだ。

来年度末の臨時財政対策債を除いた町債の借入残高は2・8%減の69億3千万円を見込む。町民1人当たりに換算すると80万6千円の負担になる。