紀北町の歴史文化を紹介 熊野古道センターで企画展示 三重

【漁で使用された古道具などが並ぶ会場=尾鷲市向井の熊野古道センターで】

【尾鷲】三重県紀北町の歴史や文化を紹介する企画展「わが町ふるさと紀北町―海と山が織りなす町」が尾鷲市向井の県立熊野古道センターで開かれている。4月14日まで。入場無料。

紀北町は平成17年10月、旧紀伊長島町と旧海山町が合併して誕生した。世界遺産・熊野古道伊勢路のツヅラト峠や荷坂峠など5つの峠道が通り、清流・銚子川が流れる。

会場には、町の主要産業の林業や漁業で使用されてきた古道具を展示。昭和初期ごろまで使われていたという、そりの一種で木材を滑らせて運搬していた「木馬(きんま)」などが並ぶ。

このほか、同町で生産されるアオサノリや渡利牡蠣、尾鷲ヒノキなどの特産物や「おちょぼ岩」と呼ばれる大岩、滝全体が凍る現象「氷瀑」が見られる清五郎滝といった秘境を資料やパネルで紹介した。

ドローンを飛ばし上空130メートルから撮影した街並みや同センターの職員が便石山に登頂して撮影した映像も上映している。

担当者は「自然豊かな紀北町の魅力を再確認してほしい」と話している。