津 十二単衣で記念婚式 「榊原温泉のお雛さま」行事 三重

【誓詞を読み上げる記念婚式の参列者=津市榊原町の射山神社で】

【津】三重県津市榊原町の榊原温泉振興協会は3日、町内の射山神社で「記念婚式」をした。同町一帯で開く同協会主催のイベント「榊原温泉のお雛さま」の最終日に合わせたメーン行事で、事前に応募した県内外の30―70歳代の夫婦9組が絆を再確認した。

旧榊原村時代の「嫁入り道中」を再現し9回目。参加者は稚児姿の園児や住民有志による「道中伊勢音頭」の先導で行列し、拝殿で神事に臨んだ。十二単衣と宮司装束を着る一組に選ばれた木下雅之さん(62)祥子さん(58)夫妻=大阪府守口市=が「これからも夫婦相和し円満な家庭を築きます」と誓詞を読み上げた。

祥子さんは応募の際の「恋のひと言」で、青果店に嫁ぎ無我夢中で過ごした37年を振り返り夫と家族への感謝をつづった。「一生の思い出になった。榊原は人が皆温かく大ファンになったのでまた家族と訪れたい」と喜んだ。

結婚16年の中田隆人さん(43)真紀さん(44)夫妻=伊勢市神久=は8、11、13歳の3人の娘と共に参列。隆人さんは「こんなに正式にしてもらって心が洗われた。新たな気持ちで仲良くしていきたい」と感想を話した。