モータースポーツで5G活用目指す ドコモとモビリティランドが連携協定・鈴鹿

【協定書への調印を終えた谷支社長(左)と山下社長=鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットで】

【鈴鹿】鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットを運営するモビリティランド(山下晋社長)とNTTドコモ(本社・東京都、吉澤和弘社長)は二日、第五世代移動通信システム(5G)を活用した「新たなモータースポーツの観戦スタイルとレースの創造」に関する連携協定を締結した。両社は5Gなどの情報通信技術を基盤とした実証実験やサービス構築を通じて、さらなるモータースポーツ文化の発展に向けて取り組む。

具体的な取り組みとしては、三日まで同サーキットで開催中の「モースポフェス2019 SUZUKA」で、来場者が5G移動基地局装置による通信の様子を見たり、アプリの先行体験や実証実験車両の搭乗体験などに参加できる。実証実験の期間は二〇二一年3月まで。

協定締結式は同サーキットであり、山下社長とNTTドコモ執行役員の谷誠東海支社長が出席。

谷支社長は「鈴鹿サーキットを世界最先端のサーキットにしていくことをドコモのノウハウや技術で手伝う」、山下社長は「モータースポーツは観客やチームへの情報提供がほとんど進化していない。5Gを活用し、質の高い情報提供が出来ると期待する。実証実験を通じて将来のモータースポーツのあり方を考えていく」とそれぞれあいさつし、協定書に調印した。

NTTドコモは多岐にわたる分野の企業約2千社と実証実験を実施しているが、連携協定を締結するのは珍しいという。