津市 あのう温泉、再整備計画案4件 収益改善へ民間応募 三重

【赤字経営が続く「あのう温泉」=津市安濃町東観音寺で】

【津】赤字経営が続く安濃交流会館「あのう温泉」(三重県津市安濃町東観音寺)の再整備計画案が民間事業者から4件集まったことが1日、市への取材で分かった。市の担当者は「計画案の詳細は明かせない」としつつ、計画の折衷案なども検討する考えを示した。

市は昨年9月3日―今年2月28日まで、民間事業者から再整備計画案を募集。温泉を維持しながら、館内の空きスペースなどを活用した収益改善策の提案を求めた。募集の締め切りまでに市内外の事業者から4件の再整備計画案が提出された。

市は提出された再整備計画案を基に会館の事業手法を検討。集客の確保や利用者の満足度向上につながる施設運営を目指す。複数の再整備計画案を組み合わせる可能性もある。4月以降に新たな運営方法を決定し、その手法に合わせた予算を計上する。

会館は旧安濃町が合併前の平成17年に社会福祉センターを増改築して開設。市によると、温泉の利用者は平成22年度以降、年間4万5千人ほど。開設当初から年間約800万円の赤字で、25年度以降は1千万円超の赤字が続いている。