都市計画道路 鈴鹿亀山ルート案公表 三重県が住民説明会

【ルート概要について説明を聞く参加者ら=鈴鹿市飯野寺家町の市文化会館さつきプラザで】

【鈴鹿】2年後の都市計画決定に向け、三重県は26日夜、鈴鹿市飯野寺家町の市文化会館さつきプラザで、同市街地と東名阪自動車道や新名神高速道路を結ぶ地域高規格道路「(仮称)都市計画道路鈴鹿亀山道路」の住民説明会を開き、具体的なルート案を公表した。工事実施や開通については未定。

新設を計画するのは、鈴鹿市野辺町の北勢バイパス鈴鹿四日市道路取り付け部から亀山市川崎町の亀山JCT(ジャンクション)を結ぶ延長約10・5キロの自動車専用道路。片側2車線ずつで計4車線を設ける。区間内の亀山市川崎町、鈴鹿市津賀町、同市庄野町の3カ所に県道や市道と接続するインターチェンジを設ける。国道1号線とは接続しない。

説明会には市民ら約70人が参加。県側は整備効果として、高速道路へのアクセス性向上、救急搬送の所要時間短縮、防災機能向上などを挙げた。設定したルート案については、経済面だけでなく地形や地質、自然環境や歴史的環境などを踏まえたと説明した。

質疑応答では「国道23号線のバイパスまでつなげるべきでは」、地元の川の氾濫や農業用水の位置などを危惧して「ルート設定は地元住民の声に十分耳を傾けるべき」などの意見が出た。県側は「将来的には延伸が必要と認識している」「間違っていたり検討を要する場合は(ルートを)変更する」などと回答した。

28日から3月29日まで、県ホームページなどでパブリックコメントを募集する。